代表メッセージ
ITの世界は新しい言葉で溢れています。使っている私たちも意味や概念を理解しているのか、していないのか・・・インターネット、ソーシャルネットワーク、そしてコンテンツとクリエイター、貿易、流動性、分散知・・・
これまで、インターネットコミュニケーションのメリットは主に通信の高速化と効率化としての側面が強い時代が長く続きましたが、facebookなどのソーシャルネットワークによって、その性質が大きく変わりつつあります。ソーシャルネットワークがコミュニケーションインフラとして急速に定着し始めました。www(ワールドワイドウェブ/ホームページ)の仕組みが情報を編み目のように繋ぎ始めて20年弱経て、sns(ソーシャルネットワーク)が人と人を編み目のように繋ぎ始めました。
私はインターネットインフラを活用するアプリケーション(道具というより利用概念)の拡充とその生み出す価値の流動性がこれからの世界にとって必要なものであると確信しています。国境や民族、そして言語を越えて人々を繋いでいくこの相互交流ネットーワークは、世界中のコンテンツやクリエイターと世界中の消費者を繋ぎ、新しい価値を相互に生み出していくと考えます。そうすることで、コンテンツやアプリケーションを通して、グローバルに富の分散が起こる、と考えています。
私はかつて映画音楽やゲーム音楽の作曲家を目指していましたが、当時の私の考えはとても甘いものでした。
とても音楽で生活できない私は20代前半にその道をあきらめてしまいました。
しかし、たとえば日本より物価が10分の1の国に暮らすアーティストが年間50万円の収入を世界の音楽配信で生み出したとしたら・・・それはその国で生活ができるということになります。決して豊かではなくても、音楽で生活していくことが出来るようになります。日本の音楽家が大好きな音楽を続けるために海外で暮らし、世界に音楽を配信する、なんてことも夢では無くなるのではないか・・・?
そうした仕組みをコンテンツクリエイターに提供し使って頂くことで支援していくことが出来るのではないか・・・?この発想が当社の原点です。
しかし、どんな仕組みがいいんだ?どうやって流通させるんだ?どうやって課金するんだ?夢物語じゃないのか?
インターネットの本質的活用の時代にさしかかった今、アプリケーションやコンテンツの質と数は圧倒的に不足していると考えています。
多くのクリエイターを支援することで、マーケットを充実させる。そして、そのコンテンツに刺激を受けた消費者が既存コンテンツの分散知から制作技術やセンスを学んでいくという循環を生み出すことでがきたなら、それは理想のクリエイター育成ネットワークになるでしょう。また、コンテンツに尊敬を感じ、お金を払うと言うこと、楽しみに価値を感じると言うことを世界の国々で認識を粘り強く共有していくことも不可欠です。
一部の企業が作るソフトやコンテンツを与えられるより、いろいろな世界の国々からユニークな音楽やゲームソフト、はたまた新しいサービスがどんどん生まれて、選ぶことができたらもっともっと私たちの生活はより知的で個性にあふれ、楽しいものになると思いませんか?


